興味津々

つい先日のお休みの日
仲田さんが
「お土産を持っていくから」と訪ねてくれました。

彼はキッチンやスタジオを
手掛けてくれた大工さんです。

益子に住んでいることもあり
作家やクリエイターとの繋がりも多く
彼自身、お祭りの神輿の彫りや
豪勢な欄間の細工までこなす
腕のある職人さんです。

「家一軒仕上げるまでに数年かかる」
という話で驚いたのですが
新建材は使わず、山にはいって木を選び
伐採することから仕事がはじまるそう。
釘を使わず全てを木で組んでゆくという
考えただけでも気の遠くなるような作業ですが
それが何よりも心が高揚して楽しいのだそうです。

山には皆が知らない木がたくさんあって
香りもそれぞれ違ったり
削った時に出る木屑が
鮮やかな緑色だったり黄色だったりと
その美しさにハッとするのだと
楽しそうに話されていました。

この日はアカシアや山桜の木で
つくったカッティングボード
彫りのはいったサイズ違いのボードなどなど
たくさんのお土産をいただきました。

重ねて「珍しいものを持ってきたから」と
一見するとコースター的な形状のものを
木の箱いっぱいにいただきました。

手に取ってよく見てみると
スライスしただけではなくて
丁寧に面取りまでしてあり
糸を通してぶら下げることが出来るように
ちいさな穴まで開けてあります。

「紐を通してクローゼットにいれて
おくといいよ」と話していましたが
「ヒバを超える防虫抗菌効果があり
昔のひとは解った上で着物を守るのに
箪笥の中にいれていた」んだそう。

午前中から夜になるまで
久し振りにいろんな話をきけて本当に楽しかった。
結局、私はひとと会話することが大好きなのです。
知らない事を知る喜び、そして
「この人は、どんなことを経験して
現在に繋がっているのだろう」と
興味が湧いてきますし、聞くことで
自分と重ねて思考するので
学びにも繋がっていると感じます。

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